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本物の歌を手に入れるボーカルレッスン~K.JUNOの表現力塾

カラオケでも歌が上手くなる練習方法


かなり濃い内容になりました。
2011年より無料で公開している恋人たちのクリスマス~ワンポイントレッスンでも、この方法を使っていて、解説もしていますので参考にしてみて下さい。

言葉にするとこれだけか、と思われるかも知れません(勿論、本気で書いたら書き切れません)が、いざ、独力でやるとなったら、そうそう簡単なものでも無いんですね。

カラオケを使って自分で練習する方法

前回、前々回と、何故、カラオケを繰り返しても歌が上達しないのか、説明しました。
カラオケに限らず、自力で一人前になるのは、正直、無理だと思います。
だって、基準が分からないでしょ?
地図も無い状態では、どこへも辿り着けません。

しかし、自分で分かる事もある筈です。
たとえば、

音程が明らかに取れていない所、
音符が速過ぎて付いていけない所、
歌詞が速過ぎて付いていけない所、

…等々。

できないまま繰り返すと、体が間違った動きのパターンを記憶してしまいます。
他の曲でも、同じようなごまかし方をする癖が付いてしまいます。

できない時に必要なのは、反復ではありません。
できる状態になってから、それを体に覚え込ませるために繰り返すのです。

カラオケを使った集中練習の準備

(ここでのカラオケは、練習用の伴奏という意味です。歌が入っていても構いません)

苦手な所を「そこだけ」繰り返し練習します。
ただ、回数をこなすのではありません。
(それだと、最初から最後まで流すのと変わりません)

そこだけ、何度もやるのです。
何に気を付けるのか、まずは1点に集中して。
1点の他にまだあるなら、最初の1点ができたら、プラス、2点目にも注意。
そうして、少しずつ、重ねて行きます。

携帯プレイヤーなら、曲の途中にマーカーを付けられる機種も多いので、説明書を読んでみて下さい。
無理なら、カットしたりして、曲として分けても良いかも知れません。

私も常にやっている事ですし、他の音楽家も、(携帯プレイヤーを使うかどうかは別として)普通にやる事です。
どんな曲にも、難しい箇所、どんな演奏者にも、苦手な所ってあるんです。

慣れていない人は、次の事をやろうとすると、うっかり前の事を忘れてしまいます。
気を付けるつもりでいても、その時になると、必死になって忘れているんですね。

最低限、歌詞だけでも用意して下さい。
そして、気を付ける部分の歌詞に丸印を付けて、どういう風に注意するのか、どんどん書いて行きます。
それを見ながら練習するんです。
歌詞を覚えていても、注意事項を全て覚えていなければダメです。

覚えたと思っても時間が経ったら忘れるので、書く習慣を付けましょう。
その日だけでなく、ずっと使うんです。
自分が、どういう音符の時、どういうパターンの時に、どうなってしまう傾向があるのかも思い出せます(大体、どの人も同じですけどね)。

集中練習の仕方

苦手な所は、まず、そこ「だけ」でいいです。
欲張ってはいけません、逆効果です。
そこだけに集中して、全てを懸けて下さい。
だらだら続けない。
(このオンオフが大事)

もしも難しければ、更に短くして。
カラオケ無しで、ゆっくりできるかどうか確認。

この時点で、勝手に音程を作らないように、カラオケの音をちゃんと聴いて確認する。
これを怠ると、音程をいい加減にする癖が付いてしまいます。

完璧にできる速さまで落として、何度も練習。
できたら、完璧なままスピードを上げて行く。
体の使い方を変えたりしてはダメ。
速さは二の次です。

速くできるようになって来たら、カラオケで「そこだけ」確認。
できたら、その後ろの音を2~3音足して、すんなり繋げられるか確認。
(ここでも、「そこだけ」が完璧な状態でキープ。適当にごまかさない)
できなければ、同じ事を繰り返す。

それができるようになったら、今度は前の音を2~3音足して、同じ事をする。
「そこだけ」が完璧な状態で前後がスムーズに繋がったら、そこは一応、「克服」です!

これを、苦手な箇所全てでやるのです。
たとえ独学でも、カラオケを通して歌っているだけの人とは、もう1ヶ月ぐらいで差が明らかになって来るでしょうね。

勿論、自分で分かる事には限界がありますし、ちゃんと分かるプロ(分からないプロも少なくないのが悲しい現実ですが)の指導とは全く次元が違いますが…


ゆっくりから初めて、弾けるようになったらスピードを上げる、という練習の仕方は、楽器をやっている人にとっては普通です。
しかし、歌だと、何故か簡単に考えられてしまうんですよね。
気合いや気持ちで何とかなる、とか…
逆に、知識や技術ではどうにもならない、という勘違い。
(世界的に実力派として有名な歌手でも、この勘違いはあります)

技術も知識も無いのに、気持ちで何とかなりませんよ。
技術と知識と感性があれば、豊かな表現は自然に付いて来るものです。
技術や知識が要らない、という人に限って、大した感性もセンスも無いまま、今の自分の貧相な世界観を押し付けて感動して貰おうとするんですね。

大丈夫、人間は一生、学び続けられるもの。
歌の世界観とは、あなたが何を感じ、何を考えるか、です。
音楽以外の事にも関心を持ち、意識を高く持って、どんどん色々な事を学んで、あなた自身の内面を豊かにして行って下さいね!
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カラオケで歌が上手くならない理由

カラオケで歌が上手くならない理由

何故、カラオケで歌が上手くならないのか…
理由は簡単。
最初から最後まで、流してしまうからです。

試験勉強の場合を考えてみて下さい。
できない所、分からない所、時間をかけて調べたり、日を改めて、そこだけ何度もやったりしませんか?
答え合わせもせずに何度も問題を解こうとしても、結果が良くなる事は無いはずです。

音楽も同じなんですよ。
できない所は、何もしなければ、できないまま。

音域は少し楽になるかも知れませんが、出し方は間違ったまま。
何とか出ても、良い声にはならない。
速くて付いていけない所も、いい加減にごまかす事を覚えるだけ。
楽な音だけ大きな声で、長い音になるとビブラートで押しまくる。
(↑ナンチャッテ実力派と呼んでいます)
全体の流れも何もあったもんじゃないです。

カラオケで練習してはいけないのか

別に、ピアノ伴奏を雇う必要はありません。
上で説明した通り、最初から最後まで、普通に通すからダメなんです。
カラオケも、使い方次第なんですよ。

できない所、苦手な所って、自分で分かると思います。
そこは、流さずに止めましょう。

今は、携帯プレイヤーでも好きな場所にマークを付けて、
繰り返し練習する事ができるものもありますから、良い時代ですね。

本当に上手くなろうと思えば専門家(たとえば私とか、私とか、私ですw)の指導を受ける必要があります。
特に歌の場合、楽器のように間違いがはっきり分かるものではないので、独学は極めて困難です。

しかし、やり方によっては上達しますので、次回は、カラオケを使って自分で練習する方法を具体的に説明しますね。

(勿論、歌に限らず、プロの指導は独学とは次元が違うものですから、あくまでも、自分でできる範囲という事でお話ししています)

カラオケで歌は上手くなるのか

カラオケで歌は上手くなるのか

先に答えを言います、カラオケで歌は上手くなりません。

「え、上手くなったよ?」という人、いるかも知れません。
いるでしょうね。
それは上手くなったのではないんです。

声を作るのは喉です。
声帯です。
喉の開け方や、あごや口の形などは音色をコントロールする所です。
横隔膜は、息の出し方ですから、声そのものの話には関係ありません。

何故、上手くなったように感じるのか

声を毎日出していると、喉が鍛えられます。
筋肉で声帯を引っ張るのですから、筋トレですね。
すると、より強く引っ張る事ができるようになります。
即ち、高い声が出やすくなります。

又、より長い間引っ張って耐えられるようになると、
音程が安定するようになります。

そして何より、声が大きくなります。
(まぁ、全く何の影響も無い人もいますが…)
  1. 声が大きい
  2. 高い声が出る
  3. 音程が安定している
素人耳には、これで「歌が上手い」となってしまいがちですが、これらは音楽的には歌が上手い事を意味しません。
この状態は単に「声を出し慣れている」だけです。
やめると、完全に元に戻ります。
コントロールの技術が無いままですから。

そして、上記3点に加え、慣れがあります。
上手くなったのではなく、慣れたからやり易くなっただけ。
更に好ましくないのは
できていない状態に慣れてしまう
という事です。

最初は下手だな~と思っていても、何度もやっていると、聴きなれて、そんなもんかなと感じるようになってしまう。
それに前述の他の要因が加わり、上手くなったように錯覚してしまうんです。

次回はカラオケで歌が上手くならない理由に付いて、
その次は、カラオケを使って自分で練習する方法(ちゃんと上達する方法)をお教えします。

高音を出す方法(インチキばかりで困った!)

もう~~~これはハッキリ言っておきたいです!
これこそ、巷の情報は嘘ばっかりですから。

高音を出すと言ったら高音を出すんです。
ごまかすんじゃないんです。
コツじゃないんです。
(それもあるけど、そこら辺の人の教え方じゃダメ!)

地声なら地声、裏声なら裏声、欲しい音色でバーンと出すんですよ!!!!!
おそるおそる出してから、こっそり音量を上げたり、
低く出しておいて、ずり上げようとしたり、
鼻声にしたり、
口の形をごまかして、発音を変えてしまったり、、、、、

そんなの歌じゃないですよ!
そんな教わり方をしたって、変な癖が付くだけです。
この手の癖は、直すのが大変なんですよ。

裏声地声は、音域によって切り替えるんじゃないんです。
裏声の音色が欲しい時に裏声を使うんです。
「高い声を楽に出す為にミックスボイスを使う」なんて言うボーカルスクールには、笑いを通り越して怒りを覚えます。
できないなら、無責任に教えて欲しくないですね。
困るのは生徒さん達なのですから。
本当に腹立たしい限りです。

音色って、地声と裏声の2種類じゃないですよ。
その中間も全て、無限に使えるんです。
それだけでも、どれだけの表現の幅があるか…!

それから、これから何度も言う事になると思いますが、
「ノド声」「腹声」なんて馬鹿な概念を持っている指導者は、即刻、クビにしていいですよ。
(情けない事に、少なくないです)
喉と腹は役割が違うんです。

上に挙げたようなインチキでなくて、1つずつ、ちゃんと教えますから。
待っててね!

(本当に)歌が上手くなる方法とは

NETでは歌が上手くなる方法に関する都市伝説が氾濫していますが…

は簡単に考えられがちで、誰でもできそうに思われています。
だから、いい加減な情報が出回ってしまうのですね。
バンドで長年ボーカルをやっていたら、ピアノが弾けたら、歌の指導ができるのでしょうか?

は目に見えないものなので、自分の状態を把握するのが難しいんです。
適当な事を言って教えている人達だって、内心では自信が無かったり、「自分の場合はこう」という曖昧なものでしかない場合が殆どです。

ボーカルスクールでも、ちゃんと教えていなければ、上手くはなりません。
歌、あるいは声のコントロールに関して、何を訊かれても分かるような指導者って、そうそういないのですよ。

歌が上手くなる方法は、ちゃんとした指導を受ける事です。
ちゃんとした指導であるかどうか、これから学ぼうと思っている人には分からないと思いますので、基準をはっきり書きますね。

続きを楽しみにお待ち下さい!